【何のための裁判だったのか】違和感だらけのNGT暴行裁判 そのポイントと理由を解説!

コラム

YouTubeでも開設させていただいておりますが

その元メモを備忘録的にコラムにもアップさせていただきました

https://www.youtube.com/watch?v=hrg_I5QfoUM&feature=youtu.be

 

まずは裁判終結時に裁判所が作成する和解調書見たい! それ見ればかなりいろんなことがわかりそう

 

違和感の本質=目的

訴訟の目的=真相究明と再発防止

⇒真相究明はこの裁判では無理

山口真帆さんやNGT8人が原告じゃないと無理、現場での真実は検察審査会、8人関与の真実は名誉棄損での告訴や民事賠償によるべき

壮大なブーメランになるし、再発防止をこの裁判で?

以下、詳しく解説

 

主張立証に違和感

山口さん、被告らを原告AKSが請求?NGTメンバーは呼んでいない?

この証拠請求と被告の陳述書の内容に違和感

 

①被告らの山口真帆さんへの暴行  ⇒ 顔掴んでない、その間接事実として懇意アピール

②8人の名前上げた&山口さん拡散 ⇒ 争いない証人不要 内容はでっち上げだとか言ってるけどこれは暴行を否認する間接事実として(信用性)

※ 山口真帆さんのSNSが端緒となりメディアに取り上げられましたが、山口さんは8人の名前などは一切SNSで特定はしていません

③劇場中止、広告打ち切り、メンバー警備 ⇒ 因果関係ない

⓸損害1億のうち3000万

 

本件訴訟との関係で①の真相は重要じゃない、重要なのは②

③との因果関係は②だから

 

★証人選択の違和感

この裁判で山口さんを呼ぶ? 何を話させるの?

①は非本質②は立証不要

⇒山口さん不要

被告人らを呼ぶ?

そもそも陳述書出してんだから被告が呼ぶはずで原告が請求する必要は通常ない

②現場で起きたことを立証する必要ある?
むしろメンバー関与という点の真相究明なら②との関係でメンバー呼ぶべき

 

★拡散の端緒は?

②はその場で8人の名前上げたのは被告 でもそれ拡散したのは山口さん

拡散したことがむしろ損害の端緒じゃない?

③の損害賠償請求するなら山口さんを被告にするのが本筋

 

★ブーメラン問題

③の損害発生の原因論の真相究明したら壮大なブーメラン

山口さんが拡散したことが原因かそれともAKSの対応、記者会見、山口の件への対応、第三者委員会の人選か そもそもメンバーのために借りている部屋のセキュリティが低いのか

後者が公開の判決で明らかになることを覚悟で訴訟提起したのか?

リスクでかすぎる

 

★単純な疑問

被告側が何で山口さん家の向かいの部屋借りていたのか そこと動機繋がるでしょ

陳述書にそこ出てこないの?

 

 

和解内容の違和感

【和解のメリット・特徴】

有耶無耶 真相究明アピールしつつ、守秘義務を課せられる

⇒和解の方がそもそもメリット そこ狙い?

真実を明らかにされると困る側が和解に応じがち 

 

和解の内容とAKSの本心

 

①謝罪 ⇒何を? 暴行なら山口さんにでしょ?拡散してないでしょ?

②240万円 ⇒ 長期すぎる 2部屋も借りられる資力あるのに 回収する気ある?

③名誉毀損の場合つまり真実を述べたら1000万円という強烈な口止め 

⇒③はともかくエグイ 一方的に口を塞いで、AKSに都合のいい情報だけを発信できる図式

 

その一方で、和解内容の原告に都合のいい内容部分だけ開示

 

しかも謝罪文まで開示 通常あり得ない

本来入れるべき守秘義務条項

「本件に関する事実関係、和解に至る経緯及び和解内容を秘密とし、合理的理由なく第三者には開示しない」

これをAKSには課さずに③で実際被告らにだけ強烈な口止めを課している内容

和解調書の中にAKSによる開示などを許容する条項入ってる?

 

さらにその内容が

「NGT48メンバーは一切本件暴行等に関与していないことをあらためて表明します。」

⇒損害賠償請求とは直接関係ないことを殊更強調する内容の謝罪文 

 名誉棄損で訴えずにこの目的達成⇒それをこの裁判で言わせることが目的?

 和解協議の際に謝罪文を求めるのは通常は原告

 それにあたり、、ある程度謝罪文に記載する内容についての希望・指示は出せる

 要は和解に応じてやるからこれを書けと言える

 

この裁判でAKSが得たもの

 

1億円→240万円の5年分割というリスク(二人でこの分割額、一人2万/月)

暴行の事実関係、その前提になる被告と山口の関係、損害の原因論については有耶無耶

到底真実発見には至っていない

 

その一方で

8人の関与がなかったことについては謝罪文で明確に言質獲得

被告らへの強烈な口止め 1000万円支払いという強烈な脅迫付き

 

 

最後に

真相はわかりませんが

孤軍奮闘をされていた山口真帆さんが

今後活躍されていくことを陰ながら応援させていただきます。

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